8月9日の就労支援講座は、前回の続きで、今回は実際にナビゲーションブックを作っていきます。

彼を知り、己を知れば、百戦あやうからず

孫子の兵法で有名な言葉です。
敵の実情と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負ける心配はない、という意味です。

ナビゲーションブックを作るうえで、大事なことがこの言葉の中にあります。それは、己を知るということです。
自分をどれだけ知っているか、自分のセールスポイントはどこなのか。
ナビゲーションブックには、そういうことをたくさん書いていきます。

ナビゲーションブックには、会社側が知りたいと思うようなことを書いていくことも大切です。
伝える相手によって、ナビゲーションブックの内容は変わってきます。

職歴が多いと、不利だと思う人も多いと思いますが、ナビゲーションブックを書くときには有利にもなります。
なぜならば、職歴が多い人ほどいろんなことを経験していて、自分ができることとできないことをよく知っているからです。

就職は、マッチング。
自分の強みを活かせる職場に出会えるのが一番です。

ただ、自分をきちんと知っていないとうまくいかないこともあります。

今回は就職した人たちのその後の話を聞きました。
うまくいった人、うまくいかなかった人、どちらの話も聞いていて参考になるものばかりでした。

作業面の特徴についてのナビゲーションブックを書きました。

1.セールスポイント

2.苦手なこと

3.理解・配慮してもらいたいこと

4.自分で対処していること

の4つにわけて書いていきます。

対処していることが今何もなければ、それは今後考えていくべきことです。
自分で対処できないことを人に理解してもらうのは、難しいことだと思います。

書くときのポイントは3つ。

1.周囲からのフィードバッグ
自分ひとりで考えるだけではなく、周りの人の意見も聞きながら書いてみましょう。

2.苦手なことを言い換えてみる。
セールスポイント=長所ではないらしいので、苦手なことも言いようによっては、セールスポイントにできるのです。

3.特別に秀でているわけではないこともセールスポイントにする。
人並でもセールスポイントはセールスポイントです。

周りの人や職員さんなどと話をしながら書き込んでいきます。

自分のナビゲーションブックを発表してもいい、という人がいたので、その人の書いたものをみんなで聞かせてもらいました。
しっかり自分のことを理解して書かれていました。わたしももっと自己理解を深めていきたいなと思いました。

言葉で書き出すことによって、自分への理解も深まると感じた人もいたようです。

今回、周りの人に言われて初めて気付くことも多かったと思います。
いろんな発見をしながら、自分を見つめなおすいい機会でした。